日々、本と暮らす

主婦目線で読んだ本や生活のアレコレ。4歳男&3歳女の2人の母さんやってます。

【妊娠と流産】部分胞状奇胎を克服した話。

今2人子どもがいますが、1人目を生む前に実はもう1人お腹に赤ちゃんがいたことがありました。
流産です。
流産にも色々種類がありますが、私は「部分胞状奇胎」だと診断されました。

部分胞状奇胎とは

〇正常な卵子1つに対して2つの精子が同時に受精することで起こる。しかし、染色体の数が異常になるので赤ちゃんがうまく成長しない。

〇絨毛部分が異常に増えて、絨毛がんまでに発展してしまうこともあるので治療が必要。

〇胞状奇胎だとわかったら子宮内搔爬術を2回する。

〇hCG値(妊娠中に出るホルモン)の値が基準値まで下がるまで経過観察が必要でその間妊娠はできない。

妊娠から胞状奇胎発覚まで

6週くらいで産婦人科に行き、妊娠を確認。ただ心拍の確認がまだできないので1週間後にくるように伝えられる。
次の週でエコーで見るが、心拍も確認できない・赤ちゃんが大きくなっていないということで流産が判明。また、hCG値が高いので胞状奇胎の可能性があるとのこと。大学病院で検査を受けるように言われる。

ちなみにhCG値が高いとつわりも酷いそうですが、私の場合そこまでつわりはありませんでした。(よだれつわりくらい…謎)

大学病院で1度目の搔爬術を受ける。
その時に内容物を検査して、「部分胞状奇胎」と診断が下りました。
聞いたことのない名前と、まれに絨毛がんにまで発展する恐れがあるので経過観察が必要と言われ、悲しいやら驚いたやら。
妊娠が分かって幸せだったのに、どーんと突き落とされた気分でした。

2度目の搔爬術を受けて経過観察

全身麻酔を受けての搔爬術2回目。意識が戻った時は自分の無意識な気持ちが前面に出てくるようで涙が止まりませんでした。
その後は経過観察。hCG値が基準値まで下がるまでです。暗いトンネルに居るような気持ちでした。
2週間に1度の尿検査が、1か月に1回になって、ようやく基準値に戻り妊娠OKであると確認が取れました。経過観察に要した期間は約8か月。

流産~経過観察の間の気持ち

いや~暗かったですね。外出するたびに目につく子ども連れが本当に眩しかった…。
なんで自分だけ?!という気持ちがありました。丁度周りの妊娠ラッシュもあってかなり腹黒い嫌な私だったと思います。
一応おめでとうとは言うけれど、心の底からお祝いできないという。そんな自分にも嫌気がさしたり。
芸能人のおめでたニュースも何故か苦しい時期でした。嫌な自分でした。

でも流産で学んだことも多かった

お付き合いから結婚まで、年齢も若く至って順調に進んできました。子どもも欲しいので、当然普通に出産できるものだろうと思っていました。
でも、当然普通に出産ってありえない。色々あるのよ。みんな。普通って何よ。

そして若いから健康に普通の出産ができるわけでもない。
(部分胞状奇胎の時23歳でした)

結婚・妊娠・出産が当たり前だと勘違いしていた私。
結婚して頭がお花畑だったと今なら思えます。流産という経験で冷静になれた面もある。

もし流産が無かったら、傲慢なままの私だった可能性が高い。
結婚・妊娠・出産がスタンダードになってしまう。そうでない人もたくさんいる。むしろそのスタンダードは誰かを傷つけてしまうこともある。
私にとっては流産は経験したくないことだけど、産めなかった赤ちゃんにも悪いけど、必要な出来事だったのかなと思います。

流産は身近なこと

この経験をして、分かったのは流産は身近に起きているということ。
私の母親も経験していましたし、友人から相談を受けることも数回ありました。そして同じように悲しみ、苦しんでいるということ。流産は経験したくないことだけど、きっと強くなれる時がくると思います。それまでは泣いたりグチグチしたり、大いに結構!むしろそうして発散した方がいいと思います。

うまく言葉にできないけれど、言いたいことは1人じゃないよということです。伝われ~。
書くことを迷いましたが、部分胞状奇胎という流産の話が少なく当時とても不安でした。
誰か同じような状況の人の目に留まるといいなと願いを込めて終了です。